和歌山市長旗争奪 日曜野球春季大会が開幕


野球ができることへの感謝を込め宣誓する幸松選手

本社杯・和歌山市長旗争奪第45回和歌山日曜野球春季大会(大橋建一会長、 大道眸運営委員長)が、 24日毛見の紀三井寺公園野球場を主会場に開幕した。 同球場の改修工事などの影響から6大会ぶりとなった選手入場行進では、 子どもや女性も加わりアットホームな開会式となった。 選手宣誓ではHalcyonsの幸松繁次郎選手が、 東日本大震災や紀伊半島豪雨の被災者への慰霊と復興を願い、 野球ができることへの感謝を込め全力プレーを誓った。 初日は4試合が行われ、 No・Reasonが3回戦進出を決めた。しんぽう写真館はこちらから

半世紀近くに渡って 『野球王国和歌山』 を支えてきた大会(年間3大会)のシーズン開幕を告げる春季大会の開会式には、 大会副会長を務める山下直也県議会議長、 橋本進元県議が駆けつけた。

山下議長は、 平成25年度一般会計予算等を可決した県議会報告を交え 「東京ではサクラが満開だが、 紀三井寺ではまだ咲いていない、 みなさんの熱き心を持って、 咲かせてほしい」 と期待される熱戦にエールを送った。

選手代表のHalcyons・幸松選手は2年前の東日本大震災による行方不明者や、 紀伊半島豪雨による復旧も全て完了していない現状に触れながら 「大切な仲間と野球ができることへの感謝の気持ちを忘れず、 正々堂々精いっぱいのプレーで頑張る」 と力強く宣誓した。 入場行進に参加した子どもや女性たちには、 お菓子セットのプレゼントもあり会場を盛り上げた。

今回は30チームが参加、 敗者復活戦を含め、 全てトーナメントで行われ、 山下議長の始球式で熱戦の火ぶたが切られた。 初日は、 同球場で1回戦3試合、 2回戦1試合が行われ、 1点を争う接戦もあれば、 猛打爆発のワンサイドゲームもあった。 試合は毎日曜日に実施。 決勝は5月26日に市民球場でプレーボール。 初日の試合結果、 次週の試合日程は次の通り。

◇1回戦
Vertex
10002003
00000202
小林塾

Goods
0444012
000011
Earthdream   (5回コールド)

WKクラブ
24000028
00001001
SSブルームス

◇2回戦
No・Reason
0110204
0000303
Halcyons
(6回時間切れ)

【31日の試合】
《市民球場》全て2回戦①Gasyars―リプレイスメント(午前8時半)②ホーネッツ―Diaborix(10時)③ブラックフェニックス―前川(11時半)④NT・Group―克己(午後1時)

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