和歌山の中高生2チームが関西代表 「ロボカップ」


前列右から中井君、中尾君、前杉君、堀端君、畑下さん、磯合君

先月大阪で開かれた 「ロボカップ・ジュニア関西ブロック大会」 で、 向陽中・高校のチーム 「Duralumi nΩ (オメガ)」 がレスキューA競技、 桐蔭高校と智弁和歌山中学校の選手からなるチーム 「MonoChrome」 がサッカーA競技で共に2位の成績を挙げ、 5月4~6日に東京で開かれる全国大会に関西代表として出場を決めた。

「Duralumi nΩ」 は、 リーダーでプログラム担当の堀端脩平君 (15) =向陽高1年=、 ハード担当の前杉隼也君 (15) =同=、 磯合凌弥君 (14) =向陽中3年=、 畑下さつきさん (14) =同=の4人で構成。 レスキューA競技では、 被災地を想定したコースの中で障害物を交わしたり、 被災者に見立てた缶を救出したりしてポイントを重ねた。

「MonoChrome」 は、 ソフト担当の中井雅人君 (15) =桐蔭高1年=とハード担当の中尾渓人君 (13) =智弁和歌山中2年=の2人。 サッカーA競技では、 自律型ロボットを1チーム2機使用し、 縦約1・8㍍×横約1・2㍍のコートで、 ロボットが感知できる 「パルス光」 を発しているボールを追いゴールを目指した。

全国大会では両競技とも上位に残ると、 6月にオランダで開かれる世界大会への切符を獲得できる。 堀端君は 「全国大会で優勝して、 世界大会を目指す」、 中尾君は 「試合中のトラブルを避け、 1位を取る」、 中井君は 「ロボットのスペックをフルにプログラムし、 絶対に優勝する」 と意気込んでいる。

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