ラジオ難聴取解消へ相談窓口 5月から和歌山県

 災害発生時に有効な情報源の一つとなるラジオの難聴取の解消を目指して、 県は5月1日から、 ラジオに関する総合相談窓口 「ラジオ通じるサポートセンター」 (通称・ラジサポ)を開設する。

 22日の定例記者会見で仁坂吉伸知事が発表した。 受信環境を向上させる県の新事業 「ラジオ通じるプラン」 の一環。 災害時に県民が必ず1局以上のラジオ放送を聴取できる環境整備を目指す。

 ラジサポでは、 県内のラジオ難聴取の問い合わせ、 簡単にできるラジオの感度向上の方法、 ラジオが聞こえない場合の代替メディアの活用方法、 災害時のラジオの有効な利用方法などについて、 相談を受け付ける。

 難聴取については、 ラジサポでの相談で改善されない場合は、 県が現地調査を行い、 その結果、 アンテナを設置する以外に難聴取の解消はできないと判断されれば、 アンテナの購入などの費用(工事費除く)を上限4万円で補助する。

 県情報政策課は 「県内の難聴取の実態を把握し、 早く解消していくために、 ラジサポに多くの情報を寄せてほしい」 と話している。

 ラジサポへの連絡は、 専用電話(℡073・432・3580)か同課(441・2407)、 ファクス(428・1136)、 メール(radisuppo@pref.wakayama.lg.jp)へ。 ホームページ、 フェイスブックも開設する。 土日曜・祝日を除く午前9時から午後5時45分まで。

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧