統合記念モニュメント設置 きのくに青雲高
伝統を語り継ぐモニュメントが設置された
昨年4月に県立青陵、 陵雲の2高校が統合して開校した 「きのくに青雲高校」 (和歌山市吹上、 森本清仁校長) の体育館西側に、 統合を記念した 「モニュメントオクロック」 が設置され、 24日、 除幕式が行われた。
同校の校訓は、 晴れた青空に高くかかる雲を意味する 「青雲の志」。 生徒が高い志を持って試練を乗り越え、 将来の夢に向かってまい進するようにと願いが込められ、 モニュメントは翼をモチーフにして作られた。
式には青陵高校同窓会長の井上正太郎さん (78)、 陵雲高校同窓会長の田中光顕さん (71)、 教員ら約20人が出席。 森本校長は 「モニュメントを通して生徒、 地域に両校の歴史と伝統が受け継がれていく」 とあいさつした。
青陵、 陵雲の生徒は平成28年3月末に卒業し、 両校とも閉校となる。 モニュメントには両校の校章が刻まれており、 井上さんは 「卒業生が帰ってきた時に学校名がなくなっていては寂しい。 設置できてよかった」、 田中さんは 「モニュメントのように空高く後輩たちが伸び伸びと育っていけば」 と話していた。
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