国体へ改修完了 紀三井寺陸上競技場でセレモニー


テープカットする出席者

 平成27年に開かれる 「紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会」 に向けて改修工事が進められていた和歌山市毛見の紀三井寺公園陸上競技場が完成し、 27日、 オープニングセレモニーが行われた。 同競技場は同国体の開閉会式や、 陸上競技全種目の会場となる。

 セレモニーには主催者の和歌山陸上競技協会の大桑嗣会長をはじめ、 仁坂吉伸知事、 山下直也県議会議長らが出席。 大桑会長は 「大切に使い、 いつまでも最高のコンディションで競技できるよう努めたい」 とあいさつした。 その後、 テープカットが行われ、 会場は拍手で包まれた。

 競技場は鉄筋コンクリート造り4階建てで、 延べ面積1万3239平方㍍。 観客席は約1万9200席。 縦8㍍、 横16㍍の画面を搭載した大型電光掲示板、 夜間照明が新たに設けられ、 トラックは400㍍の9コース、 グラウンドは天然芝が整備された。

 この日は日本GP第2戦日本選抜陸上和歌山大会と和歌山カーニバルが同時開催された。

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