美術家協会展と写真展始まる 海南


 

 海南市日方の市役所周辺施設で3日から、 同市美術家協会 (坂口卓平会長) の第8回展示会と写童亀川 (丸山恒弘代表) の第26回写真展がそれぞれスタートした。 いずれもゴールデンウイークに合わせた作品展示。 行楽地が混み合う中、 連休のひとときを芸術で楽しむ多くの人の姿が見られている。

 美術家協会展は海南保健福祉センターで6日まで。 会員53人が工芸、 写真、 書道、 日本画、 洋画の5部門で計59点を発表している。 市や県の他、 国内外で活躍する作家の個性豊かな作品が並び、 見応えたっぷり。 来場者は一点一点に足を止めては感動しながら見入っていた。 時間は午前9時から午後5時 (最終日は4時) まで。

 写童亀川写真展は海南市民会館で5日まで。 講師の花畑重靖さんをはじめ、 合わせて9人が31点を出展している。 テーマを設けず、 それぞれが県内外に足を運び、 自由に捉えた感性あふれる四季や一瞬がずらり。 訪れた人は一枚一枚に心を奪われ、 感心しきりの様子だった。 時間は午前10時から午後5時 (最終日は4時) まで。

 大型連休の後半が始まり、 道路や観光地が混雑する中、 いすに座り、 ゆっくり鑑賞できるスペースを用意。 両会場には芸術にひたれる癒やしの空間が広がっている。 両会とも気軽に多くの来場を呼び掛けている。

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