まき使った炊き出し訓練 自主防災と調理師会 海南


まきでご飯やみそ汁を作る参加者

 海南市下津町の戸坂漁港で8日、 大規模災害に備えようと戸坂区自主防災会 (浜端業芳会長) と海南海草調理師会 (中岡勲会長) が合同でまきを使った炊き出し訓練を行った。

 災害で電気やガスが使えない場合を想定し、 地元住民と調理師ら合わせて約120人が参加。 周辺の流木をまきにして米を釜で炊き、 みそ汁を作った。 男性が火加減を調節し、 女性が炊き上がった米をおにぎりに。 2つの会と参加者が見事な連携を見せ、 最後に全員で試食した。

 浜端会長は 「何事も経験しておくことが大切。 皆さんの協力、 連携のおかげでうまくいった。 万が一の時に役立てたい」、 中岡会長は 「私たちも初めてで、 とてもいい経験になりました。 今後も訓練を重ねたい」 と話していた。

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