新宮紀宝道路を事業化 知事「半島一周へ前進」

 国の平成25年度予算の成立を受け、 国土交通省は16日、 新宮市と三重県紀宝町を結ぶ 「新宮紀宝道路」 (2・4㌔)の新規事業化を発表した。 本年度の事業費は5000万円。 すさみ―太地間、 新宮―大泊間についても、 実施環境整備として現地調査などを推進するとした。

 仁坂吉伸知事は 「本県の悲願である紀伊半島一周高速道路の実現に向け、 大きく前進したと喜んでいる」 とのコメントを発表した。

 湯浅御坊道路(有田川町―御坊市間)の4車線化は今後、 西日本高速道路㈱が事業許可を申請し、 国交省の許可後に事業着手の見通し。 県は、 有田―南紀田辺間の4車線化の早期完成を引き続き要望するとしている。

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧