真道ゴー選手、対戦相手は「バービーガール」


シャドーボクシングするレナタ選手

 「WBC女子世界フライ級タイトルマッチ」 (19日午後1時~、和歌山ビッグウエーブ)で真道ゴー選手(25)=クラトキジム=と対戦する、 チャンピオンのレナタ・セベレディ選手(19)=ハンガリー出身=が16日、 報道陣のインタビューに応じた。 「真道選手はストロングボクサーだ」 とその強さを認めながらも 「海外の転戦に慣れているのでアウェーでも大丈夫。 防衛して帰国する」 と勝利への決意を語った。 真道選手も調整万全で、 地元での世界チャンピオンベルト奪取へ期待が高まる。

 レナタ選手のインタビューは和歌山市園部のクラトキジムで行われた。 レナタ選手は身長162㌢と、 真道選手の168㌢と比べて一回り小柄。 外見からは隆々とした筋肉も確認することができず、 自身を 「バービーガール(人形のようなかわいい女性)」 と称するほど普通の19歳の女性という印象だ。

 シャドーボクシングを公開したが、 手のうちを明かさないためか、 力を抜いた動きでスピード感などは見られなかった。 しかし過去の試合の映像では強烈な左ストレートとフックを武器に、 打たれても引き下がらず前に前に出るタフな精神の持ち主であることが映されていた。

 世界王者のベルトを懸けたタイトルマッチは、 スピードやテクニックで勝る真道選手と、 豊富なスタミナで攻撃の手を緩めないレナタ選手との打ち合いになりそうだ。

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