尾谷主将が元気に宣誓 和歌山市学童野球、開幕


チームメートとの絆を大切に全力プレーを誓う宮・尾谷主将

 第44回和歌山市軟式野球連盟学童部選手権・第21回きのくに信用金庫杯争奪大会が26日、 幕を開けた。 毛見の紀三井寺公園野球場で行われた開会式は、 A級からC級まで37クラブ、 65チーム856人の力強い入場行進で始まり、 選手宣誓では、 前回A級優勝の宮セネタースの尾谷幸樹主将が、 野球ができる喜びと感謝、 チームメートとの絆を大切に全力プレーを誓い、 熱戦の火ぶたが切られた。 行進賞には広瀬バンビ、 紀伊、 四箇郷が選ばれた。 しんぽう写真館はこちらから

 春季大会の開会式が、 雨上がりのため、 入場行進が短縮されての実施となり、 今回、 好天の下、 野球王国和歌山の聖地・紀三井寺公園野球場の土を踏む選手たちも元気いっぱいだった。

 大橋建一市長や市内各小学校の校長らが激励に駆け付け、 学童部・田上英勝部長の開会宣言に続き、 香山正人大会長が 「春季大会でできなかった、 皆さんの堂々の入場行進が見られてうれしかった。 きょうから始まる試合では、 チームメートとともに培ってきた練習の成果を発揮してほしい。 多くの方々の尽力に感謝し、 選手たちの健闘を祈る」 とあいさつした。

 選手代表の宮セネタース・尾谷主将は 「野球できる喜びと、 その野球の楽しさを、 僕たちに教えてくださった指導者の方々、 応援してくれている保護者、 関係者の皆さんに感謝の気持ちを忘れず、 仲間との絆を大切に、 チーム一丸となって最後まで戦い抜く」 と、 はつらつとした口調で披露。 お父さんのアドバイスをもらって考えたという宣誓が、 球場に爽やか風を巻き起こした。

 春季大会でできなかった恒例の行進賞の審査が行われ、 4年連続で広瀬バンビ、 昨年に続いての紀伊をはじめ四箇郷が受賞した。

 試合は初日、 A級の1回戦5試合の他、 B級2試合、 C級8試合が行われた。 決勝は総当たりのB級を除き、 C級が6月16日に松下公園、 A級が23日に市民球場でプレーボール。

初日試合結果 【A級】1回戦=高松9―2岡崎▽有功2―1広瀬▽野崎西5―0太田▽名草2―1紀伊▽木本13―2山東
 【B級】リーグ戦=宮前13―3西脇▽貴志9―4楠見
 【C級】1回戦=中之島10―0木本▽雄湊10―0貴志Ⅱ▽野崎西10―4高松▽広瀬10―2山東▽四箇郷11―2砂山▽貴志Ⅰ・2―1雑賀▽名草17―1西脇▽宮11―0川永

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