テーマは「窓」 3日までYPC写真展
ドラマが感じられるような作品が並ぶ会場
和歌山読売写真クラブ(YPC=山口隆章代表)の第15回写真展が3日まで、和歌山市のホテルアバローム紀の国ギャラリー龍門で開かれている。
会員ら29人が、ことしのテーマ「窓」に合わせた作品と、自由部門作品を52点展示している。
テーマ部門には、足元に映った東京スカイツリーの作品「天窓に映る」や、ビルから祭りを眺める人々を写した「祇園祭」など、窓辺に広がる風景や窓にまつわる物語がずらり。
自由部門には、初老の女性が一眼レフをしっかり構え、紅葉を撮影する後ろ姿を写した「カメラ女子」や、田植えの作業着が並んで干された「役目が終る」など、ほのぼのとした風景も並んでいる。
訪れた同市東長町の箕尾洋子さん(81)は「何気ない風景の中にも自然とそこへ目がいく、その気持ちが素晴らしいですね」と見入っていた。
山口代表(71)は「会員それぞれ関心のあることを追求し、年々レベルアップしています。視点も違う多彩な作品を楽しんでいただければ」と来場を呼び掛けている。
午前10時から午後6時。2日午後4時からは、講師の松原時夫さんの講評がある。
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