海南「軽トラ市」 今月から市民とコラボ開催


多くの来場を呼び掛ける第三中学校吹奏楽部

 海南市は今月から、毎月第2日曜日に名高のJR海南駅前で開いている「軽トラ市」に併せ、地元で活動する個人や団体とコラボレーションしたイベントを行っていく。初回の9日は第三中学校吹奏楽部のミニコンサート。常連を対象にしたキャンペーンも始める。

 「軽トラ市」は地元産品の消費拡大へ向け、生産者らが軽トラックの荷台で農水産物や加工品を販売する企画。昨年5月にスタートし、地域住民らに定着しつつある中、一層の集客、活性化を図ろうと、コラボイベントとキャンペーンを企画した。

 9日は午前9時から「軽トラ市」がオープン。今回は初物でトマト、山椒、豚まんが並ぶ。ミニコンサートは9時半からで、部員38人が練習の成果を元気よく披露。「地域を一緒に盛り上げたい。多くの皆さんに聴きにきてほしい」と張り切っている。

 キャンペーンは限定スタンプカードを発行。年間3回の来場で特製エコバッグがもらえる仕組みになっている。

 また、市では今後のコラボイベントへの地元出演者を募集中。

 問い合わせは産業振興課(℡073・483・8464)まで。

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