待望のプール完成 藤戸台小で竣工式


スロープが設けられたプール

 和歌山市立藤戸台小学校(同市栄谷、三木勇次校長)にプール(面積=375平方㍍)が完成し、22日、竣工式が行われた。総工費約1億6000万円。これまで児童は近くの市立貴志小学校(岩西英明校長)のプールで授業を受けていた。

 プールサイドからプールにスロープを設置したバリアフリー設計。災害緊急時にプールの水を飲料水に活用するために浄化装置も備えた。

 式には全児童692人と学校関係者らが出席。大橋建一市長、原一起市教育長、三木校長、山田好雄市議会議長があいさつした。児童らは昨年度卒業生が作詞、作曲をした「ゆめいっぱい ふじとだい」を歌って、待望のプール完成を祝った。

 6年生の吉田実咲さん(11)は「自分たちのプールが出来てうれしい。授業が待ち遠しい」と笑顔で話していた。

 今月11日には6年生がプールを掃除し、水をためた。25日からプールの授業が始まる。

 設計=㈱バウ建築企画設計事務所(同市手平、松本好史代表取締役)、本体工事=淺井建設㈱(同市北島、坂本時夫代表取締役)、電気工事=和歌山パナシステム㈱(同市吹上、中岡俊明代表取締役)、機械設備=和歌山配管工事㈱(同市太田、牧野正博代表取締役)

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