和工5年ぶり初戦突破 県和歌山打線を完封


6回裏、2点適時打を放つ大橋(和工)

 第95回全国高校野球選手権記念和歌山大会は大会2日目の13日、和歌山市毛見の県営紀三井寺球場で1回戦4試合があり、第1試合で和工が県和歌山を2―0で下し、夏の大会では5年ぶりに初戦を突破した。

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9
県和歌山
和工

 
〔県〕青木、西田―今嶋〔和〕中芝―山口▽3塁打=太田(県)▽2塁打=大橋(和)

 和工は同点で迎えた6回裏、単打と敵失で1死2、3塁とし、大橋の左中間2塁打で2点を奪った。投げては先発した中芝が好投。県和歌山打線を完封した。

 岡田監督は「和工らしい粘り強い試合ができた。もう一度、校歌が聴けるように頑張りたい」と話した。

 県和歌山は投手陣が粘投で踏ん張ったが、打線の援護に恵まれなかった。

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