企業連携のミニソーラー 紀美野で事業スタート
太陽光発電施設を見学する関係者
紀美野町と大阪ガスの子会社「エナジーバンクジャパン㈱」(境内行仁社長)=大阪市=が連携し、町の遊休地を活用しての太陽光発電(ミニソーラー)事業の開始式が1日、国木原の現地で行われた。
寺本光嘉町長が「環境保全が叫ばれる中でのエコ対策。また、地域活性化や防災対策に寄与する事業で、順調な推移を願っています」と事業開始を歓迎。境内社長の代理で月和義取締役があいさつした。仁坂吉伸知事のメッセージが代読され、小椋孝一議長が祝辞。寺本町長や月取締役ら関係者5人と町のイメージキャラクター「きみちょん」が看板の除幕を行った。
エナジーバンクジャパンが事業主体となり、面積約1600平方㍍の敷地に容量110㌔㍗太陽光発電施設を建設。管理、売電を行う。実施期間は20年間。町には土地の賃料と固定資産税に加えて売電収入の一部が支払われ、総額1200万円の収入が見込まれている。
また、災害時には電力を地域で活用。全国に例のない取り組みとして注目されている。
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