和歌山市役所にコンビニ 来春県内初オープン


コンビニに生まれ変わる現在の売店

 和歌山市は、市役所本庁舎1階に来年4月1日からコンビニエンスストアを設置することを決め、今月から運営事業者を募集する。県内の自治体庁舎へのコンビニ設置は初めて。

 市職員厚生課によると、正面玄関付近の売店(10平方㍍)のスペースを拡張し、約70平方㍍の店舗とする。庁舎外側にも出入口を設け、閉庁日の土・日曜も営業する予定。現在の売店で行っている切手や証紙、印紙類の販売は続ける。

 運営事業者は公募型プロポーザルで募集し、今秋には選定を終え、出店に向けた準備を進める。

 店舗の工事中、現在の売店は1階総合案内所付近に移設し、営業を継続することにしている。

 大橋建一市長は「庁舎の有効活用を図ることで、市民の利便性を高めることにもつながる」と話している。

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