野崎小の姉弟 全国子ども陶芸展で特別賞
入賞を喜ぶ宮之原きょうだいと祖父の北島さん(手前は受賞トロフィー、丸内は2人の作品)
1日から茨城県笠間市の県陶芸美術館で開催されている、全国の小中学生が陶芸の腕を競う「全国子ども陶芸展」に、和歌山市北島のきょうだいが出品し、小学1~3年の部で2年連続特別賞に輝いた。入賞したのは、市立野崎小の宮之原凜ちゃん(9)=3年=と弟の嘉久君(7)=2年=。応募総数は全部門合わせて1359点。
たくさんの花や葉、虫などを表現した凜ちゃんの作品「お花と虫たちのダンス」が笠間市長賞、卵から生まれる人と恐竜を表現した嘉久君の作品「ぼくたちはきょうりゅうだったんだ!?」が茨城県陶芸美術館長賞を受賞した。
2人は、近くに陶芸工房を持つ祖父の北島健司さん(63)の影響で陶芸を始めた。今では緻密な作業もお手のものになるなど、日に日に技術が上達している。
凜ちゃんは「花や葉の茎まで作ったよ」、嘉久君は「卵が割れたギザギザの部分にこだわった」と作品に込めた思いを話していた。北島さんは「夢のある思いが作品に表れたのが評価されたと思います」と孫の活躍を喜んだ。
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