熱い思いで20回目 「市駅夏祭り」にぎわう


太鼓と紀州雑賀鉄砲衆の演舞

 南海和歌山市駅前の地域活性化に向けた「PASSION SUMMER20 孫市の街! 市駅夏まつり」(市駅地区商店街連盟主催)が24日、同駅前広場と近くの商店街で開かれ、多くの家族連れらでにぎわった。ことしで20回目。

 オープニングセレモニーでは、甲冑を身にまとい、市にゆかりある鉄砲集団「雑賀衆」に扮(ふん)した大橋建一市長と、同連盟の森下幸生会長(57)があいさつ。開会が宣言されると、黒潮躍虎太鼓と火縄銃の銃声が会場一帯にとどろいた。

 ステージでは伏虎中学校吹奏楽部の演奏を皮切りに、太鼓と紀州雑賀鉄砲衆のコラボ演舞、お笑い芸人スマイルの「吉本爆笑ライブ」などが催された。周辺には各学校のPTAや障害者福祉施設による飲食やゲームの出店が並び、にぎわいを見せた。森下会長は「皆さんの熱い思いが、ことしも祭りの開催につながった。これからも続けたい」と力を込めた。

会場を盛り上げた伏虎中吹奏楽部

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