和歌山はイノブタハム うまいものキャンペ


イノブタ肉「イブの恵み」をPR

 食を通して日本の元気を応援しようと、キリンビール㈱は9月9日から、全国47都道府県のうまいものが当たるキャンペーン「選ぼう ニッポンのうまい!2013」を全国展開する。県からは昨年度、プレミア和歌山の審査員特別賞を受賞したすさみ町のイノブタ肉「イブの恵み」のモモハムを含むハム・ソーセージの詰め合わせが選ばれた。10月31日まで。

 キリンビールマーケティング㈱和歌山支社は28日、和歌山市内のホテルでキャンペーンの発表・試食会を開き、関係者らにアピールした。同社常務執行役員近畿圏統括本部の藤本勤也本部長は「キャンペーンを通じて、皆と一緒に和歌山の元気を全国発信していきたい」、伊村正明支社長は「和歌山のブランド力向上に貢献する企業を目指していく」とあいさつ。仁坂吉伸知事は「地元商品を全国に発信してもらえることは本当にありがたい。キリンビールを飲みながら、味わってもらいたい」と話した。

 「イブの恵み」は、㈱いこいの村和歌山(すさみ町、坂本信也代表取締役)が自社で飼育生産したイノブタ肉で、脂身が甘くコクがあり、口に入れるととろけるような食感が特徴。
 試食会では、詰め合わせのソーセージやハム、ジャーキーの他、イノブタ鍋などもキリンの飲料とともに関係者らに振る舞われた。すさみ町の岩田勉町長は「販路が広がり、とても嬉しい」と喜びを語っていた。

 同キャンペーンは、対象商品に添付されている応募券(6枚1口)を集め、応募すると抽選で総計3万人に全国のうまいものが当たる企画で今回で8回目。対象商品の売り上げ1本につき1円が、東北の農業、水産業の復興支援に活用される。詳しくはキリンビール㈱のホームページ(http://www.kirin.co.jp/umai/)。

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