世界遺産の森林に寄付 アサヒビール


仁坂知事に申出書を手渡す関島統括本部長(右から2人目)ら

 アサヒビール㈱は10月、売上の一部を自然環境保護活動などに寄付するプロジェクトを全国展開する。県内では世界遺産周辺の森林整備・保全を目的としており、5日に同社役員らが県庁を訪れ、仁坂吉伸知事に取り組みの説明と寄付の申し出を行った。

 「うまい!を明日へ!」プロジェクトと銘打ち、ことしで7回目。同社のブランド・スーパードライの関連6商品を対象に、売上1本につき1円を、県緑化推進会の「世界遺産の森林を守ろう基金」に寄付する。過去6回の県内分の寄付総額は1968万1566円に上る。

 5日、同社から関島力・執行役員近畿圏統括本部長、米倉淳・理事大阪統括支社長、杤尾重幸・大阪統括支社和歌山支店長の3人が県庁を訪問。寄付の申し出と説明を受けた仁坂知事は「毎年寄付をいただきありがとうございます」と感謝した。

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