15、16日「昭和なつかし展」 黒江ぬりもの館


昔懐かしい雰囲気が漂う「奥座敷」

 海南市黒江の「黒江ぬりもの館」(吉本裕子代表)は館内の和室を改装、昔懐かしい物の展示・販売やイベントが行える「奥座敷」を作った。15、16日に「昭和30年代・昔なつかし展」を開く。

 同館は、築150年の古民家を改修して伝統工芸品の漆器や雑貨、スイーツの販売、伝統工芸の体験、カフェなど市民の憩いの場として開いている。また、毎月第4日曜日(今月は22日)に館前の路地でアンティーク品を販売する「軒下蚤の市」を開催。骨董ファンらに楽しんでらおうと、玄関を入って右手奥で物置に使っていた約7畳を全面改装し、古民家から探し集めたレトロな物品を展示、販売したり、2階と同様イベントやギャラリーに使えるスペースにした。

 「奥座敷」は床張り、壁は白。優しく温かい光の白熱灯が照らしている。照明のスイッチは上下させる昔のタイプ。昔懐かしい雰囲気が漂い、心落ち着く空間が広がっている。

 「昔なつかし展」は昭和30年代とその前後の玩具、家電、服、本といった身の回りの物を展示。吉本さんは「お気軽に足をお運びください」と話している。詳しくは同館(℡073・482・5321)。

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