地酒で乾杯しよう 海南市で条例制定
海南市議会は2日の定例会で、議員提案の「地酒で乾杯を推進する条例」を可決した。地酒で乾杯する習慣を広めることによる消費の拡大や酒造業、関連産業の発展が狙い。市によると、同様の条例制定は県内では初めてで、同日公布、施行された。
同市は県酒造組合連合会に加盟する酒造メーカー16社のうち5社がある酒どころ。市内の酒造メーカーでつくる海南酒造組合が条例制定を誓願し、この日の本会議で原案通り可決された。
条例は市の役割について「地酒による乾杯と普及促進に積極的に取り組むよう努める」と規定。市民にも協力を求めている。
地酒の普及を通した日本文化への理解促進も目的。罰則規定はない。
市議会事務局によると、同様の条例は1月に京都市が初めて制定して以来、全国各地に広がっているという。
この日、定例会では他21議案を原案通り可決、閉会した。
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- 返礼品の質向上へ 事業者向けセミナー(04/12/2024)
- 海南市初の女性消防団員 14人に辞令(04/10/2024)
- 5年ぶり816人快走 桃源郷ハーフマラソン(04/09/2024)
- 3幼が統合し門出 下津幼稚園で開園式(04/09/2024)
- 粉河に「IKORA」 まちなか図書館オープン(04/07/2024)