海南RC60周年 桜植える根来塗の鉢準備
研ぎ出しを体験する参加者
海南ロータリークラブの60周年記念行事「海棠桜を植えんかい」で5日、プレイベントとして海棠桜を植える鉢を根来塗に研ぎ出しする体験会が開かれた。
海南RCが、「黒江の町並みを活かした景観づくり協定運営委員会」とサポーターでつくる「黒江JAPAN」、地域活性化のボランティア「Kプロジェクト」と共に進めている取り組み。この日は関係者らや市内外の子どもからお年寄りまで合わせて30人が参加した。
黒江JAPAN代表の池原弘貴さんが講師。下準備された鉢をやすりで部分的に研ぎ出し、思い思いの模様を付けていった。黒に朱の「曙」と朱に黒の「根来」合わせて100鉢で作業。海南下津高校3年の長瀬有希さん、仲貴子さんは「初めてで難しかったです。桜を植え、まちに並ぶのが楽しみ」と笑顔を見せていた。
記念行事は13日午前9時から。船尾の紀州漆器伝統産業会館「うるわし館」駐車場で。参加無料。問い合わせは同館(℡073・482・0322)。
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