仕事のやりがい体験 城東中の2年

脱穀をする児童に稲を手渡す亀井君㊨と木下君
脱穀をする児童に稲を手渡す亀井君㊨と木下君

 総合的な学習の時間の一環として、和歌山市美園町の城東中学校(鈴木達也校長)の2年生90人は8~10日の3日間、同市内を中心とした約30事業所で職場体験を行った。

 同市岩橋の県立紀伊風土記の丘では木下陽道君(14)と亀井拓真君(14)が学芸員の仕事を体験。図書資料の整理や出土した埴輪(はにわ)の洗浄などに挑戦した。

 最終日の10日には社会見学で訪れた有田川町立藤並小学校の3年生100人をサポート。昔の脱穀機に挑戦する児童に稲を手渡したり、天秤棒の使い方などを丁寧に説明していた。

 木下君は「仕事は大変だけど、一つの作業が終わると達成感がある」、亀井君は「貴重な体験。将来、人の役に立つ仕事をしたい」と仕事のやりがいを感じていた。

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