打田で市民体育館起工 平成27年3月完成へ

地鎮の儀を行う中村市長
地鎮の儀を行う中村市長

 紀の川市、打田体育館の老朽化などに伴う「市民体育館等建設工事」の安全祈願祭と起工式が15日、同市花野の打田総合スポーツ公園、同館跡地で行われ、関係者ら62人が工事の無事完成を祈った。総事業費は27億585万円。平成27年3月13日の完成予定。

 安全祈願祭では地鎮の儀などが行われ、起工式では中村愼司市長が「地元の皆さんや関係者の方に絶大なご支持をいただき、感謝している」とあいさつした。

 体育館は地上2階建て、鉄筋コンクリート造りと鉄筋鉄骨コンクリート造り、鉄骨造り。延べ床面積は約6930平方㍍。メーンアリーナは約2100平方㍍で、2階には640席の固定観客席を設ける。

 多目的室やミーティング室も設置。イベントでも利用できる体育館として、約2000人規模の催しができる。

 耐震の他、災害時の拠点として機能するよう、非常用発電設備や汚水貯留槽を設置。その他、自転車置き場や屋外トイレの建設も進める。

 設計監理は㈱久米設計大阪支社、施工は㈱奥村組関西支店。

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