全国初/来場者1千万人突破へ めっけもん広場

記者会見であいさつする山田組合長(中央)
記者会見であいさつする山田組合長(中央)

 3日に設立13周年を迎えるJA紀の里ファーマーズマーケット「めっけもん広場」(紀の川市豊田)は1日、間もなく全国のJA直営所で初めて累計来場者数1000万人を突破すると発表した。これを記念して、9、10日の「記念感謝祭《めっ家(け)のサンクスフェスタ》」を皮切りに、スタンプラリーなど多彩な継続イベントを来年3月まで展開していく。

 同JAによると、来場者数は10月31日現在999万6756人で、このペースでいくと4日午前中に1000万人を突破する。

 サンクスフェスタは、同店を支える顧客、生産者、地域・関係機関への感謝を表そうと、全ての人を「めっ家の家族」として迎える。

 9日は、野菜のセリ(売上金は被災地に寄付)や、信愛女子短期大学の学生らが作った野菜たっぷりのスープの振る舞い、ご当地アイドル「Fun×Fam(ファンファン)」のライブなどがある。10日は、野菜に詳しい吉本芸人、土肥ポン太さんが一日店長を務める。

 1日は同JAの山田泰行代表理事組合長が和歌山市内で会見し、めっけもん広場の姉妹店「OINACITY(おいなシティ)」を23日に岩出市荊本にグランドオープンさせることも発表した。山田組合長は「(めっけもん広場は)生産者と消費者のふれあいの場として親しまれてきた。年々売り上げも伸び、最近は大阪からの客が半数以上になった。皆さまへの感謝の気持ちを表すイベントをぜひ楽しんでいただきたい」と話している。

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