和歌山市アベックV U‐14クラブチャンピオンシップバレー

第8回県U―14クラブチャンピオンシップ・男子バレーボール大会と第8回県女子ブロック選抜優秀選手強化練習会が14日、和歌山市の県立体育館で開かれ、和歌山市選抜がアベック優勝を飾った。1、2年生主体の選手育成大会で、男女ともにトーナメントで行われた。和歌山市は男子のチームWAKAYAMAが3試合連続ストレート勝ちで8連覇を達成。選抜の女子は東牟婁とフルセットになった初戦を制し、リズムをつかみ準決勝、決勝を快勝した。

男子は伊都、海草、東牟婁を除く5地区の選抜チームが激突した。事実上の優勝戦と注目を集めた和歌山市と日高の初戦は、第1セットの立ち上がりから和歌山市が、寺田の緩急をつけたサーブがさえ、日高をほんろう。好機には江川の力強いスパイクも決まり、連続22得点を含む25―1で圧倒した。

和歌山市の勢いは止まらず、セットカウント2―0で日高を破り、続く準決勝の西牟婁、決勝の那賀にも1セットも失わず完勝した。

県内全地区の8チームが出場した女子は、1回戦から白熱した試合が連続した。東牟婁と対戦した和歌山市は、竹本や本村を軸に積極的な攻撃で第1セットを奪ったものの、第2セットは東牟婁が挽回、フルセットの末、和歌山市が4点差で競り勝った。和歌山市は小垣主将を中心に9校から集った選手たちが、抜群のチームワークを発揮。準決勝の伊都、決勝の西牟婁には反撃を許さず連続ストレート勝ちを決めた。

優勝メンバーは次の皆さん。
《男子・チームWAKAYAMA》部長=東正之(東和)▽監督=内藤雄介(開智)▽主将=北橋明日登(明和)▽選手=坂下啓斗、竹中晴(以上河北)西村健吾(開智)江川裕翔、田中泰生(以上高積)仲田恭介(日進)寺田倭、池内裕哉、楠本竜也、福井大志、吉田晴哉(以上明和)

《女子・和歌山市選抜》部長=中平滋之(貴志)▽監督=中西リエ(東)▽主将=小垣優希乃(紀伊)▽選手=井上楓(明和)竹本日菜、武田伊涼、吉村奈純(以上紀之川)本村絢香(楠見)中井優香(西和)佐々木美友(紀伊)松平彩(貴志)井谷紋那(高積)木野汐莉(西浜)鈴木若菜(河西)