心和むイルミネーション 3年ぶり太洋工業で

暗くなるにつれて輝きを増す(庭園)
暗くなるにつれて輝きを増す(庭園)

 和歌山市有本の太洋工業㈱(細江美則社長)で3年ぶりにクリスマスイルミネーションが点灯され、近所の人や帰宅途中の通行人がきらびやかな雰囲気を楽しんでいる。

 地域貢献活動の一環。地元の人に楽しんでもらおうと5年前から始めたが、おととしと昨年は節電要請を受けて自粛していた。

 以前までは青と白を基調にデザイン。ことしは「温かい感じに」と、道路沿いにある庭園では、中央にある木をツリーに見立て、周囲の木々なども赤や紫、緑など色とりどりの電飾で装飾。「ミッキーマウス」や「くまのプーさん」のオブジェも飾り付けられ、バージョンアップ。夜の闇が深まるにつれて一層、輝きを増している。

 イルミネーションは今月1日から点灯し、学生らが写真撮影をするなど、好評を得ている。また、近くを走る電車からも見ることができ、「きれいやね~」という声も聞かれるという。

 構内では、サンタクロースなどのイルミネーションがお目見えし社員らの心を温めている。総務部の西川保治次長は(55)は「地域の人や通勤途中の人らに見てもらい、明るい気持ちになり、心を和ませてもらえれば」と話していた。

 イルミネーションは25日まで。午後5~11時。

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