神奈川の林が初V 競輪和歌山GP
栄光を手にした林選手
全国から競輪の一流選手が集結し、頂点を目指す開設64周年記念「和歌山グランプリ」(GⅢ)は14日、和歌山市の和歌山競輪場で決勝戦(第11R)が行われ、林雄一(35)=神奈川=が初のGⅢ優勝を飾った。県勢5人は決勝進出を逃したが、それぞれ予選レースで1位を決めるなど地元ファンを沸かせた。
決勝は近畿エースの村上義弘=京都=、G1タイトルをもつ飯嶋則之=栃木=など強豪選手が出そろった。飯嶋がスタートを制し、最終2センター手前で空いたインに林が切り込み直線勝負。続く飯嶋を振り切り、栄光を手にした。
林選手は「5月、9月と落車で骨折事故があり、苦しい時期もあったが腐らず、練習をやったかいがありました。記念競輪で優勝したら、次は特別競輪の決勝に乗ることが夢と決めていたので、それを目指します」と展望を語った。
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