マグロ解体ショー毎朝開催 ロイヤルパインズホテル

さばいたばかりの生マグロのすしを提供
さばいたばかりの生マグロのすしを提供

 和歌山マリーナシティ「黒潮市場」(和歌山市毛見)で人気の生マグロ解体ショーが7日から、ロイヤルパインズホテルの朝食会場「カーロ・エ・カーラ」で毎朝開催されている。さばいたばかりの生マグロを目の前ですしにして提供。宿泊客らから好評を得ており、口コミで県外から訪れる人もいるという。

 16日は、「まぐろ解体師」の山崎晃良さん(25)が「マグロは背、腹の5枚におろします」と話しながら、生の勝浦産キハダマグロの尾ひれ、頭を切り落とし、勢いよくさばいていった。

 生マグロはその場でにぎりずしにして提供された。家族で訪れていた同市内原の寒川美恵さん(37)は「子どもと一緒に楽しめますね」、娘の果音ちゃん(2)はすしを頬張り「おいしい」と笑顔を見せていた。

 同ホテルでは、約6年前から「感動の朝ごはん」として、県産の梅、ミカンジュース、釜揚げしらすなど、和洋約60種類のメニューを提供している。

 和歌山の良さを一つでも多く知ってもらう機会になればと、昨年10月に試験的にマグロ解体ショーを開いたところ、宿泊客から反響を呼び、毎日開催することになった。

 ロイヤルパインズ㈱広報の山路晃弘さん(41)は「朝食会場でのマグロの解体ショーは珍しく、印象に残るとお客さまに喜ばれています。和歌山をPRすることで、また来たいと感じていただければ」と話している。

 解体ショーは午前8時(日曜・祝日は7時半)から約15分。詳しくは同ホテル(℡073・448・1111)。

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