県立5中学で入試スタート 平均倍率2・79倍

問題用紙を配布する試験官(向陽)
問題用紙を配布する試験官(向陽)

 平成26年度の県立中学校入試が25日、県内5校で一斉に始まった。県教委によると同日午前10時時点で、1116人が受験し、平均倍率は2・79倍となった。

 395人が受験し、倍率4・94倍と最も高い、和歌山市太田の県立向陽中学校(にえ川恒弘校長)では、入試開始の1時間前から訪れる児童も。保護者らに見送られる中、児童はそれぞれ11検査室に入り、試験官から点呼と諸注意を受けた。問題用紙が配られると、児童は背筋を伸ばし、試験開始の合図を待った。

 初日は全校共通の適性検査Ⅰ、各校独自の問題が出題される同検査Ⅱ、600字程度の作文が行われた。26日に面接を実施し、2月1日に本人宛てに結果通知書が郵送される。

 25日10時時点の各校の受験状況は次の通り。

 古佐田丘(橋本)受験者155人、倍率1・94倍▽桐蔭(和歌山市)292人、3・65倍▽日高高校付属(御坊市)113人、1・41倍▽田辺(田辺市)161人、2・01倍

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