券売機荒らされる マリーナ釣り公園

工具のようなもので真っすぐ切り込みが入れられている
工具のようなもので真っすぐ切り込みが入れられている

 和歌山マリーナシティ海釣り公園(和歌山市毛見)で12日未明、券売機1台と自動販売機4台が荒らされ、中から現金が盗まれた。和歌山西署が窃盗などの疑いで捜査を進めている。

 同施設を運営している喜栄丸水産の芝秀志社長(37)によると、同券売機はシャッター付きの建物内にあり、開園の午前7時に合わせてシャッターを開け、閉園の午後5時には職員が翌日の早朝客のための釣り銭を除いて現金を回収し、シャッターを閉める。犯行時刻は、自販機に残っていた記録から午前2時50分前後とみられる。シャッターと券売機は、鍵周辺が工具のようなもので切り込みを入れてこじ開けられており、その手口から慣れた者の犯行と推測される。

 同園は開園約15年になるが、自販機荒らしは初めてという。県警によると、昨年1年間に県内で69件発生している。 

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