岩出で「平和の文化と子ども展」 16日まで

初日は山本さん㊨による解説があった
初日は山本さん㊨による解説があった

 子どもたちの未来を考える巡回パネル展「平和の文化と子ども展」(創価学会女性平和委員会主催、本紙など後援)が13日、岩出市宮のホテルいとう4階で始まった。16日まで。平成18年から全国各地で開かれている巡回展で、これまで107万人が来場。県では和歌山市、田辺市に次いで3回目の開催で、全国177番目となる。

 巡回展では、日本にすむ子どもたち▽同じ地球にすむ子どもたち▽いのち輝く子どもたち▽子どもの幸福のために――の4テーマで約50枚のパネルを展示。「同じ地球にすむ――」では、貧困や紛争の中で生きる子どもたちの様子を写真を交えて紹介。「日本にすむ――」では、子ども1000人を対象に行った、大人に言われて嫌な言葉やうれしい言葉などの調査結果が掲示され、子どもの本音を知ることができる。

 初日にはオープニングセレモニーが行われ、関係者ら約100人が集まった。主催者を代表して、和歌山池田県婦人部長の池本靖子さんが「子どもは社会を映し出す鏡。子どものために何ができるのかを考える機会になれば」とあいさつ。来賓の下宏副知事や中芝正幸岩出市長らとテープカットを行った。その後、関係者らは関西女性平和文化センター長の山本久美子さんによるパネル解説を聞きながら、会場を回った。

 入場無料。午前10時から午後7時(最終日は6時)まで。問い合わせは創価学会和歌山文化会館(℡073・435・3100)へ。

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