女子は和歌浦V 小学新人バレー和歌山市予選

和歌浦・淡路主将のスパイクがヒット
和歌浦・淡路主将のスパイクがヒット

 第25回県小学生バレーボール新人大会和歌山市予選が、このほど市民体育館で行われ、激戦の女子は和歌浦が優勝した。3チームによるリーグ戦となった男子は福島が2連覇を飾った。10チームがトーナメント戦に臨んだ女子の決勝は、和歌浦と城北が対戦。和歌浦はエースの淡路を軸に積極的な攻撃で得点を重ね、城北の反撃を振り切りセットカウント2―0で締めくくった。3位に4年生主体の安原、4位に新南が入り、最後の本大会切符をかけた第5代表決定戦は貴志南が制した。しんぽう写真館はこちらから

 ことしの開幕戦となったオーシャンカップや高知でのアンパンマンカップと合わせ2冠に輝き、好調なスタートを切った和歌浦は、決勝でも、開始早々から淡路、薮田のサービスエースが飛び出し10―5とリードを奪った。堅実な守りと淡路の力強いスパイクで、着実に得点を重ねた和歌浦が20―10でセットポイントを握ったが、ここから城北が粘りを発揮。鹿嶋のスパイクや辻のサーブが決まり5点差まで追い上げたものの、淡路の強打が城北コートにさく裂、和歌浦が第1セットを先取した。
 第2セットは、城北が鹿嶋を中心に全員バレーを展開。序盤で2点をリードした。追う和歌浦は、淡路だけでなく薮田のスパイクがヒットして8―7と逆転。リズムをつかんだ和歌浦は一気に差を広げ、終盤は城北が3点差まで迫ったが、21―18で挽回を許さなかった。

 3位決定戦では、4年生主体の安原が奮闘。新南との第1セットは、最初にサーブを行った山本が、効果的な攻めで連続9点を挙げた。勢いに乗る安原は、新南を押し切り快勝した。

 第5代表決定戦は、貴志南が楠見をセットカウント2―0で下した。

 昨年秋に加盟したおぐらと福島、浜宮の3チームでのリーグ戦となった男子は、サーブ、レシーブともに安定した実力を見せた福島が2戦連続ストレート勝ちを決めた。

 男子の3チームと女子の上位5チームは、3月23日に和歌山市内の河南総合体育館他2会場で開かれる県大会に出場する。

 試合結果は次の通り。
 【男子】リーグ戦▽福島2(21―1、21―1)0おぐら▽浜宮2(21―1、21―9)0おぐら▽福島2(21―14、21―11)0浜宮

 【女子】トーナメント◇1回戦=安原2(21―13、21―12)0紀伊▽楠見2(13―21、21―10、15―12)1宮◇2回戦=安原2(21―3、21―11)0おぐら▽和歌浦2(21―11、21―13)0貴志南▽城北2(21―5、21―12)0楠見▽新南2(21―8、21―13)0浜宮◇準決勝=和歌浦2(21―9、21―11)0安原▽城北2(21―3、21―6)0新南◇決勝=和歌浦2(21―15、21―18)0城北◇3位決定戦=安原2(21―7、21―14)0新南

 《第5代表決定戦》
 ◇1回戦=楠見2(21―18、21―15)0浜宮▽貴志南2(21―3、21―2)0おぐら◇2回戦=楠見2(21―13、21―13)0宮▽貴志南2(21―6、21―3)0紀伊◇決定戦=貴志南2(21―6、21―5)0楠見