智弁2年ぶり優勝 春季近畿高校野球・和歌山県予選

3回、左中間に先制の2塁打を放つ長
3回、左中間に先制の2塁打を放つ長

 平成26年度春季近畿地区高校野球大会県予選の決勝が11日、和歌山市毛見の県営紀三井寺球場で行われ、智弁が田辺を5―0で下し、2年ぶり8回目の優勝を飾った。智弁は24日に京都市のわかさスタジアムで開幕する近畿大会に出場する。

 ◇決勝

智弁 0 0 3 0 1 0 0 0 1 5
田辺 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

 〔智〕齋藤、東妻―長〔田〕土井、山本―小谷▽3塁打=榎本(田)▽2塁打=長(智)

 智弁は同点で迎えた3回、2死2、3塁の好機に、長の左中間2塁打で2点、続く片山の左前打で1点を加えた。5回には再び片山の左前適時打で加点、9回にも1点を奪いリードを広げた。投げては齋藤、東妻の継投で9回を5安打無失点。両投手とも安定感のある投球で試合を組み立てた。

 高嶋仁監督は「投手陣の調子は良くないが、それなりに抑えてくれた。打線は5点取れればと考えていたが、もう少し早いイニングに点がほしかった」と試合を振り返った。

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧