ご当地アイドル決まる 那賀青年会議所

ご当地アイドルに決まった5人
ご当地アイドルに決まった5人

 那賀地方を中心とする和歌山の魅力を発信していく「ご当地アイドル」を発掘しようと、那賀青年会議所(橋爪勝利理事長)が進めてきたプロジェクトの最終選考会が18日、紀の川市粉河の粉河ふるさとセンターで行われ、5人のメンバーを決定した。

 メンバーに決まったのは、桜井惟央奈さん(21)=和歌山市=、川崎真友子さん(19)=紀の川市=、仲岡由佳さん(34)=同=、井上珠子さん(22)=大阪府阪南市=、田中優佳さん(23)=和歌山市=の5人。

 明るく豊かなまちづくりのための活動を続け、ことし創立45周年を迎える同会議所が、那賀地方の活性化と地域力強化のために、同地方にゆかりのある18歳以上からメンバーを募ってきた。募集はことし3~4月に行い、11人が応募。書類選考などで絞り込まれた7人が最終オーディションのステージに臨んだ。

 20人の審査員と応援の家族や観客らが見守る中、参加者は一人ずつオリジナル課題曲「Good Day」を歌うなど、この日のために磨いてきたパフォーマンスを披露。兄弟お笑いコンビ「すみたに」の軽妙な司会進行にも促され、参加者はそれぞれ、少林寺拳法などの意外な特技を見せる場面もあった。

 5人は今後レコーディングなどを経て、ことし12月まで、県内外のイベントなどに参加し、那賀地方と和歌山のPRに取り組む予定。

 桜井さんは「那賀のいいところをたくさんの人たちに伝えていけたら」、川崎さんは「生まれ育ったまちが大好き。貢献できるなら本望です」、仲岡さんは「少しでも故郷に恩返しができたらうれしいです」、井上さんは「県内で最も思い入れのある紀の川市の魅力を伝えたい」、田中さんは「活気があって楽しいまちをさらに盛り上げるお手伝いがしたい」と意気込んでいる。

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