2度目の防衛戦きょうゴング 真道ゴー


王者真道選手㊧と挑戦者クレドペッチ選手

 2度目の防衛戦、きょうゴング――。和歌山市出身の世界ボクシング評議会(WBC)女子フライ級チャンピオン、真道ゴー選手(26)=クラトキジム=の防衛戦を翌25日に控え、24日、同市のフォルテワジマで真道選手と挑戦者の同級9位、クレドペッチ・ルックムアンカン選手(21)の記者会見と調印式が行われた。

 挑戦者のクレドペッチ選手はタイ出身で、プレースタイルはサウスポー。これまでの戦績は8戦6勝2敗1KO。真道選手は昨年5月、2回目の挑戦となる世界タイトルマッチで第5代王者となり、12月に1回目の防衛を果たした。

 前回、防衛に成功したが、ダウンを奪われながらの判定勝ちという試合内容に不満を残した真道選手。悔しさをバネに今回、KO勝利を誓う。

 記者会見には両者ジャージ姿で臨み、試合に懸ける思いをぶつけた。両者の調印後、グローブのチェックなどが両陣営立ち会いの下、行われた。会見で真道選手は「負けて言い訳ができないよう体調は万全。圧勝する」と話した後、クレドペッチ選手は「真道は明日、前チャンピオンになるでしょう」と火花を散らした。

 防衛戦は、同市手平の和歌山ビッグウエーブで午後12時半(開場は正午)から開かれる「紀の国KOボクシング」のメーンマッチとして行われる。

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