つつじが丘テニスコート内覧会


 

紀の国わかやま国体の競技会場にも指定されている和歌山市つつじが丘に建設されていた「市立つつじが丘テニスコート」が完成し、市は5日、報道関係者に向けて内覧会を実施した。公共施設で屋内コート設備は県内初。施設を案内した指定管理者のミズノ㈱の伊中宰支配人(60)は「国際基準のコートで県内有数の施設」と強調した。

 コートは、メンテナンスや選手への体の負担も少ない「砂入り人工芝」仕様で、水はけも良く全天候型。全コートに照明が設置されており、夜間の試合にも対応している。

 選手が利用するクラブハウスは、丘の斜面を利用して建築されており、会議室や休憩スペースの窓からは、海までが見渡せる。シャワー室とロッカーは、3階が女性用、2階が男性用に分けられるなど配慮されている。

 施設の総敷地面積は、4万1000平方㍍で、コートが屋内4面、屋外16面の県内最大のテニス施設になる。オープンは7月5日。

 事業費は概算で約67億円(土地49億円、建設費18億円)。設計は、㈱修成建設コンサルタント(本社・大阪市北区、八尾博彦社長)、㈱堀田設計(本社・和歌山市田中町、堀田和夫社長)。施工が東亜・小池・東JV(共同企業体)など。

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