わかやま新報は、和歌山市を中心とする和歌山県北部唯一の日刊新聞です。

飯島さんプロデュースの弁当　和歌山ＤＣ

　テレビや映画、雑誌などで活躍するフードスタイリスト・飯島奈美さんがプロデュースした「駅弁＆宿ごはん」が９月１４日～１２月１３日、駅や県内のホテルなどで提供される。同期間にＪＲと県などが連携して行う大型観光キャンペーン「和歌山デスティネーションキャンペーン（ＤＣ）」の「和み食（グルメ）」企画。飯島さんが都道府県の食をプロデュースするのは初めて。

　駅弁は「めはり寿司弁当」「梅ちらし弁当」の２種類（各税込み９００円）。ともに県特産の山椒や梅、県が発祥地のかつおぶしなど、和歌山の食材をふんだんに使っている。ＪＲ和歌山駅、紀伊勝浦駅、新大阪駅と、特急「くろしお」車内で販売する予定。

　「宿ごはん」は朝食２パターン、夕食３パターンのレシピを考案。ホテル、旅館など１１施設が、その中から取り入れたいメニューを選んで提供する。

　同ＤＣ推進協議会では「お母さんが作る朝・夕ご飯のような温かみがある素朴な見た目ながら、味付けや調理方法など随所に飯島さんならではのこだわりが光り、想像以上のおいしさです」とＰＲ。飯島さんは「東京出身の私にとって、和歌山県はうらやましすぎです！　梅、しょうゆ、山椒、ミカン、マグロ、備長炭…。特産品は日本にとってなくてはならないものばかり！」とコメントしている。

　「宿ごはん」の提供施設は次の通り（かっこ内は提供区分）。
　【和歌山市】ホテルグランヴィア和歌山（夕昼）
　【白浜町】家族とすごす白浜の宿　柳屋（朝夕）▽ホテル三楽荘（朝夕）▽紀州・白浜温泉むさし（夕）▽南紀白浜・梅樽温泉ホテルシーモア（朝夕）▽ホテル天山閣　海ゆぅ庭（朝）▽温泉三昧の宿　白浜館（朝夕）
　【すさみ町】ホテルベルヴェデーレ（夕）
　【那智勝浦町】かつうら御苑（朝夕）▽陽いずる紅の宿　勝浦観光ホテル（朝夕）
　【太地町】花いろどりの宿　花游（かゆう、朝夕）