わかやまポンチ開発中 和大付小
試食審査に子どもたちも興味津々
和歌山市吹上の和歌山大学付属小学校とコンビニエンスストアのファミリーマートが共同開発するスイーツ「わかやまポンチ」の試作コンペが7日、同校であり、4年C組の児童30人がアイデアたっぷりのポンチをアピールした。
特別審査員として、県産果物をPRする県の「おいしい! 健康わかやま産品応援隊」の和歌山トライアンズ、川村卓也選手(28)も参加。伊藤秀斗君(9)ら5人が考えた「和歌山大好きポンチ」が選ばれた。
「わかやまポンチ」は県産梅の甘露煮やシロップ漬けなどと県産果物を使ったフルーツポンチ。県と平成21年発足の全国わかやまポンチ協会(田上義人総裁)が普及活動を展開している。コンビニスイーツの開発は5年目のプロジェクトで、選ばれたポンチは商品化し、10月下旬に関西や中国・四国地方での発売を予定している。
6班に分かれての試作のプレゼンテーションでは、クイズや劇を交えながら梅や果物の効能を紹介。代表に選ばれたポンチは、ミカンゼリーや桃、ブルーベリーなどたっぷりのフルーツが何層にもなり、レモンムースの酸味とフルーツの甘さのバランスがとれた点などが評価された。
代表チームの大西竜生君(10)は「レモンとはちみつを合わせたムースがポイント」、片山真悠子さん(9)は「みんなにおいしい和歌山の果物を食べてもらって、和歌山にも遊びに来てほしい」と商品化を楽しみにしていた。
審査した川村選手は「どれもおいしかった。みんなが一生懸命フルーツの良さを教えてくれたので、僕もスポーツ選手としていい果物をとってバスケを頑張りたい」と話していた。
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