和歌山おもてなしタクシー開始

きいちゃんとわかぱんのステッカーが目印
きいちゃんとわかぱんのステッカーが目印

 和歌山のまちを「おもてなしタクシー」がご案内――。「高野・熊野」の世界遺産登録10周年や、来年の紀の国わかやま国体・大会で観光客が増えることを見据え、タクシードライバーが質の高い接客を提供する「和歌山おもてなしタクシー」が7月30日、運行を開始した。

 県は、おもてなし力の質の向上を目的に「おもてなしタクシー大作戦」を展開。協議会を立ち上げ、県内のタクシー事業者やタクシードライバー約1300人に14回にわたる接客・接遇の講習を開いてきた。

 30日には県庁正面玄関前で出発式が行われ、関係者や6人のドライバーが代表で出席。仁坂吉伸知事が「『和歌山のタクシーはお客さんに優しい』と実証していただくスタートの日。和歌山が素晴らしい所だと全国の人に伝えていきましょう」とあいさつした。

 ユタカ交通の槙野良美さんが「心からのおもてなしをしたい」と代表宣言。6人はステッカーと登録証を受け取り、早速タクシーでまちなかへ出発した。

 相互タクシーの原克治さん(51)は「全国の皆さんに和歌山はいい所だと思ってもらえるよう、笑顔で心のこもった対応をしていきたいですね」と気を引き締めていた。

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