紀州夢祭り 14日ビッグホエールで

イベントに向け準備を進める実行委メンバー
イベントに向け準備を進める実行委メンバー

 20代の若い力が結集するまちおこしイベント、第2回「紀州夢祭り」が14日、和歌山市手平の和歌山ビッグホエールで開かれる(県や市、本紙など後援)。今回は「DREAM JUNCTION~夢の交差点」をテーマに、子ども向けの職業・スポーツ体験ブースを設け、夢をよりリアルに描ける企画が満載。主催の実行委員会は「和歌山にも夢をかなえる場所がある。子どもや、夢を持つ人が一歩進むきっかけになる一日にしたい」と意気込んでいる。

 イベントは、若い力で和歌山を盛り上げていこうと、10代、20代の異業種の約30人でつくる実行委(和田訓昌会長)が企画。昨年は、ふじと台ステーションビル前特設会場であり、延べ7000人の来場者でにぎわった。

 ことしは集客1万人を目標に、会場、内容とも昨年以上に規模を拡大させての開催となる。職業体験、スポーツ体験、ドリームマーケット、飲食・物産ブースで構成し、約70ブースが並ぶ。

 職業体験では15の地元企業や団体協力のもと、パティシエや看護師、デザイナー、消防士や警察官などの仕事が体験できる。当日限定で使える模擬紙幣がもらえ、景品と交換できる仕組み。

 スポーツ体験には、同市内のスポーツ教室が参加。バスケットボールやサッカー、ダンス、野球など、本格的な指導をする。プロバスケットボールの和歌山トライアンズ、サッカーのアルテリーヴォ和歌山の選手もゲストとして来場。実行委員長の和原清志さん(27)は「目の前でプロの技を見て、夢に向かう勇気になれば。ぜひ夢をつかみに来て」とPRしている。

 ドリームマーケットでは、ネイルやアクセサリーなどの、店を持たない作家を中心に出店。飲食ブースは「食でつながる輪(和)」をテーマに、人気メニューや地場産品で和歌山の食を盛り上げる。

 ステージにはダンサーのNOBBYさん、プロボクサーの真道ゴー選手、モデルの本谷紗己さん、地域密着型アイドル「Fun×Fam(ファンファン)」など、多方面で活躍する県ゆかりの面々が出演。迫力のパフォーマンスや楽しいトークを繰り広げる。

 入場無料。午前10時から午後5時。駐車場に限りがあるため、できるだけ公共交通機関の利用を呼び掛けている。問い合わせは実行委(℡073・472・6007)。

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