チャレンジ企業3社を認定 和歌山市

 新しい発想で製品を生み出している中小事業者を応援しようと和歌山市は19日、市内3事業所を「チャレンジ企業」として認定した。同認定は昨年度から行われているもので、計9事業所になった。市は今後、紹介冊子を制作し、認定事業所のPRなど支援を行い、産業振興を図る計画。

 認定式で各事業所の代表者に認定証を手渡した尾花正啓市長は、「私の選挙公約でもある産業振興を積極的に進めていきます」と後方支援を約束した。

 ペットのための家庭用ボックス型ドライヤー「ドリペット」が認定された㈱ドリーム産業(西庄)業務部、大西昭子チーフ(46)は「認定を受けたことにより、市場にもアピールしやすくなる」と喜んだ。

 その他の認定事業所、商品は次の通り。
 M2Mテクノロジーズ㈱(黒田)=①人感センサーやボタン通報器を組み合わせた高齢者見守りシステム「絆―ONE」②ホームページを定期的にアクセスして監視し、改ざん検知を行う「サイトパトロールクラウド」▽グラン・ジュテ(今福)=県産皮革「きのくにレザー」にインクジェットプリンターで印刷を施したハンドメイドバッグ「プリントレザートートバッグ」

尾花市長㊨に商品(犬用ボックスドライヤー)を説明する担当者

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