いよいよ開幕1年前 わかやま国体

 いよいよあと1年だワン!――。県内で44年ぶりに開かれる「紀の国わかやま国体」の開幕まで、ちょうどあと1年となった26日朝、和歌山市内の駅前では周知活動が行われ、国体マスコット「きいちゃん」たちがPR。各地のカウントダウンボードも「365」の数字が点灯し、県民の機運を高めている。

 周知活動は南海和歌山市駅とJR和歌山駅前で行われ、PRキャラバン隊長のきいちゃんと隊員ら各駅5人ずつ参加。「いよいよ、きょうで国体開催1年前でーす!」と声を掛けながら、通勤客や通学生にチラシ計1000枚を配ってアピールした。

 県国体推進局では「国体・大会に向けてさらに県民の関心を高めていくとともに、県職員としてもさらに気を引き締めて取り組んでいきたい」と話している。

 紀の国わかやま国体(平成27年9月26日~10月6日)は、昭和46年の「黒潮国体」以来2回目の和歌山国体。37の正式競技の他、一般市民が参加できるデモンストレーションスポーツなどがあり、会期中の参加者は延べ70万人以上を見込んでいる。国体後、障害者スポーツ大会「紀の国わかやま大会」(10月24~26日)が開かれる。

通学の生徒にチラシを配るきいちゃんら(南海和歌山市駅前で)

通学の生徒にチラシを配るきいちゃんら(南海和歌山市駅前で)

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