知事選30日に投開票 深夜に大勢判明
任期満了に伴う知事選は30日に投票が行われ、即日開票される。立候補しているのは届け出順に、3選を目指す現職・仁坂吉伸氏(64)=無所属、自民・公明・民主・社民県連推薦=と、「市民オンブズマンわかやま」事務局長の新人・畑中正好氏(62)=無所属、共産推薦=の2人。2期8年の仁坂県政を県民がどう評価するのか、審判が注目される。
防災対策やインフラ整備など2期8年の実績を強調し、支援を受ける与野党4党などの強固な地盤を背景に、優勢に選挙戦を進めてきた仁坂陣営に対し、畑中陣営は、消費税や集団的自衛権などの問題に対する安倍政権への「ノー」の声を県政から上げていくとし、県政の無駄をなくすことなどを訴えてきた。
投票率については両陣営とも、40%超えは厳しいとみており、過去最低だった平成18年(35・21%)を下回るとの見方もある。
投票は30日午前7時から午後8時(一部除く)まで県内845カ所で行われ、開票作業は早い地域では8時から、和歌山市では9時半から市民体育館(土入)で行われる。開票作業が終わるのは10時40分ごろの予定。
今月12日現在の県内の選挙人名簿登録者数は83万378人(男性38万7447人、女性44万2931人)で、前回より1万8637人(2・20%)減。
投票日を前に県内各市町村の選管は29日、投票所の設営を行い、和歌山市の大新小学校でも職員が投票箱の設置作業などに追われた。

投票箱を設置する職員(29日午前、大新小)
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