和大美術生の卒業制作展 23日まで県文

 和歌山大学教育学部と大学院で美術を専攻し、春に卒業・修了を迎える学部生と大学院生の作品を紹介する展覧会が23日まで、和歌山市の県民文化会館中・小展示室で開かれている。

 8人が油彩画や彫刻、コンピューターデザインなど多彩な40点を出品。

 会場には、木の年輪をデザインした彫刻や人間の臓器をモチーフにした工芸など、斬新な作品が並び来場者を驚かせている。

 「触ってOK」という作品もあり、樹脂粘土で人体とキノコを融合させた遊び心たっぷりの「きの子」シリーズ、ストッキングを染色し、中に綿を詰めた突起物を無数に壁面に密集させた作品などは、自由に触れて楽しめる。

 出品メンバーは「日々の創作活動の集大成。さまざまな分野の作品が並んだので、楽しみながら鑑賞してもらえれば」と来場を呼び掛けている。

 午前9時から午後5時(最終日は3時)まで。問い合わせは同所(℡073・436・1331)。出品者は次の皆さん。

 芦内紗代▽稲田梓▽岩本彩花▽佐藤文香▽武田侑子▽中村圭穂▽大川理可▽佐竹誠

独創的な作品が並ぶ会場

独創的な作品が並ぶ会場

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