一般会計は70億円 紀美野町当初予算案

紀美野町議会平成27年第1回定例会が3日に開会し、町は総額69億8200万円の27年度一般会計当初予算案をはじめ47議案を提出した。

一般会計は前年度比2200万円(0・3%)の増額。歳入は町税が5・8%減の7億5100万円で、地方交付税が増減なしの35億5000万円、国庫支出金が33・5%減の3億2800万円、町債が34・4%増の11億7600万円となっている。

歳出は議会費が議員定数削減に伴い5・7%減の9200万円、総務費が44・2%増の10億9600万円、民生費が2・5%減の15億8900万円、衛生費が11・3%増の11億1400万円、土木費が47・6%減の3億3100万円、公債費が9・0%減の11億4800万円。

主な新規事業として、合併10周年(平成28年1月1日)記念式典開催に58万円、光通信網整備補助に2億円などを計上している。

定例会では寺本光嘉町長が新年度へ向け、公約に掲げたインフラ整備、防災力強化、国体成功、子育て、高齢者の福祉充実、定住促進、教育向上、農林商工業支援に全力で取り組むと決意表明。この他、議案の提案理由説明を行った。

上程議案の内訳は条例19件、計画変更3件、路線変更1件、人事8件、26年度補正予算6件、27年度予算10件。会期は24日までの22日間で、一般質問は13日に予定されている。

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