【AR】真道ゴー王座奪還の前哨戦へ 4月5日

 元WBC女子世界フライ級王者の真道ゴー選手(27)=グリーンツダ所属=が4月5日、大阪市内で試合に臨む。昨年12月にメキシコで行われた王座防衛戦で敗れて以来、初の試合。次戦はタイトルマッチへの挑戦が予定されており、今戦は世界前哨戦となる。王者返り咲きを目指し、真道選手は再び歩み出した。

 現在のジムに移籍直後に臨んだメキシコでの防衛戦は、世界ランキング1位の強豪と激しい打ち合いの末に判定負け。その後は引退も考えたが、「移籍問題で多くの人に心配を掛けたので、負けたままでは終われない」と選手生活続行を決意した。

 自身が経営する和歌山市園部のG―SPORTSで毎日昼から夕方まで指導しながら週3回、大阪や神戸のジムに移動してトレーニングを積むという多忙なスケジュールをこなしている。

 今戦の相手は、タイ出身のタンティップ・シットサイトーン選手。戦績は11戦7勝(1KO)4敗。真道選手は、倒す攻撃に焦点を当てたトレーニングで、パンチ力を強化。「4ラウンドまでにKOして、応援してくれた人に恩返しします」と試合に向け意気込んでいる。

 真道選手が登場するのは、4月5日午後0時30分から大阪市のボディーメーカーコロシアム第二競技場で行われる一連の試合の第5試合。

 チケットは立ち見・自由席が5000円、指定席Aが1万円、リングサイドが2万円。問い合わせはG―SPORTS(℡073・499・7905)。

「実力の違いを見せつけます」と真道選手

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