90回記念展始まる エトアール洋画会
大正14年設立の絵画グループ「エトアール洋画会」の第90回記念展が16日、和歌山市湊通丁南のギャラリー白石で始まった。
20日まで。同会は県内で最も長い歴史があり「和歌山の画壇の星に」と、フランス語で星を意味するエトアールを会の名称に活動してきた。今展では新会員2人を迎え、8人が油彩や水彩、木版画の風景や静物画など45点を出品している。
懐かしい昭和のまち並みや、画面にあふれるようなしだれ桜、朝日に照らされたまぶしいほどのあらぎ島の棚田など、鮮やかな色使いの作品が並ぶ。
父の秀臣さんが創設メンバーで、事務局代表を務める山本秀太郎さん(83)は「会員が入れ替わりながらも、多くの方の支えで続けてこられました。少しでも皆さんの癒やしになり、『きれい』『楽しい』と見ていただければ一番です」と話している。
午前10時から午後6時(最終日は5時)。問い合わせは同所(℡073・425・4634)。
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