候補の主な公約紹介 和歌山市議選終盤へ

統一地方選後半戦の和歌山市議選(定数38)は、候補者のお願いも残り2日になった。市選挙管理委員会に届けられた公共施設での個人演説会は、開催可能な5日間(21~25日)で延べ5地区の開催を予定している精力的な候補者もおり、最後の最後まで有権者に自身の公約を訴え続ける。本紙では各候補の主な公約をまとめ、紹介する。

各候補の公約は、市が抱える人口減少や高齢化に対応する「まちづくり強化」や南海トラフ大地震などに備えた「防災強化」、高齢者や障害者などを支える「福祉施策の充実」などで大枠は一致している。個性的な公約では、「土曜授業の実施」「駅のバリアフリー化」「結核病床の確保」「スカイタウン地域の活性化」なども。

市民全員に公約を周知したいところだが、走行中の選挙カーでの演説行為は公職選挙法で禁止。有権者が候補者の話に耳を傾ける個人演説会での訴えが有効となるが、地盤がまだ整っていない新人候補らは、個人演説会の開催も少なく、苦しい戦いを強いられている。

ある現職候補はミニ集会で公約にふれ、「他の候補者はいろいろ公約を並べているが、守っていない人もいる。私はこれまで、公約を実現させてきた」と実績をアピール。マイクを通す言葉にもますます力が入る。

各候補は、残り2日間で浮動票の獲得をはじめ票の上積みを狙い、激しい舌戦を投票日前日まで展開する。

期日前1万人超え 期日前投票は22日(3日目)現在、前回より3917人多い1万676人が済ませた。男女別では、男性4957人(前回3134人)、女性5719人(同3625人)となっている。

和歌山市議選候補の主な政策(届け出順)

 

 

和歌山市議選候補の主な政策(届け出順)

 

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